エスアールエム 社長ブログ

2015.2.4

2015年を迎えて思うこと

平成27年度わが国の一般会計は、過去最大規模の96兆3000億円超となった。

 そのうち新規発行の国債は、約36兆8000億円。国債依存度は、38・3%に上り、発行残高は807兆円程度となる。また、国と地方を合わせた債務残高は、新年度末時点で1035兆円程度まで膨張するという。わが国のGDP(国内総生産)と比較した場合、約205%となり、債務残高は経済規模の2倍超。先進国の中でも最悪の水準なのだ。とりわけ、債務残高の押し上げ要因になっているのが少子高齢化である。特に超高齢社会の進展が社会保障費を直撃しており、この分野は毎年1兆円規模で歳出が増え続けている。

 そんな中、今年の4月から介護保険制度が改正される。もちろん社会保障費の抑制策も盛り込まれており、要支援1または2の軽度者は、訪問介護や通所介護の予防給付対象から外れるようだ。さらに恒常的な入所待ちが続く特別養護老人ホームも、原則として要介護認定が3以上でないと順番待ちから除外される。

 したがって、今後は高齢者自ら健康長寿を持続可能にすることこそ、長生きにおける必須の自己責任と言えるのだ。つまり、これまで社会福祉の分野で基本とされてきた「自助・共助・公助」の一角である公助が衰退し、必然的に自助に大きく舵を切ることになる。これからは、精神的・身体的・金銭的どれを取り上げても、より自己責任と自助努力に頼らざるを得ない時代が来る。

 そういえば、子どものころ母親から「自分のことは自分でしなさい」とよく叱られたものだ。それが年輪を重ね、高齢期を迎えれば「天は自ら助くる者を助く」という老練で達観した生き方が潔く美しいはずだが、現実はなかなか難しそうである。

お電話でもお気軽にご相談ください!

社長ブログ 最新記事
月別アーカイブ
ページの先頭へ