エスアールエム 社長ブログ

2014.4.22

雑感

「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。」

これは夏目漱石の「草枕」に記されている冒頭の文章である。
古今東西、人間が織りなす社会は、とかく煩わしいものだ。

 

取分け、人は本音と建前を使い分けながら生きているので、よりややこしい。
私たちは、対人関係においてできるだけ円満な関係を保ちたいと考える。
そこで、私たちは角を立てずに世の中を渡るための処世術として、
本音と建前を使い分けている。
「嘘も方便」というが、人との関係はしばしば本音が摩擦を生んでしまう。
したがって、誰も傷つかなければ嘘と建前は、対人関係を円滑にするための
高等テクニックといえる。
言い換えれば、本音と建前の使い分けは、社会性のひとつなのである。
しかし、ここ最近この社会性が欠落しているとしか思いようがない人たちが
巷に物議を醸している。

 

猪瀬前東京都知事の借金問題、佐村河内のゴーストライター事件、
小保方研究ユニットリーダーのねつ造・改ざん騒動、渡辺喜美議員の嘘八百会見等々、
これらは社会性の有無を語る以前の問題というべき出来事である。
文豪夏目漱石でも、現在に生きていれば「事実は小説よりも奇なり」となるに違いない。
社会性があるとかないとかを論じるよりも、次元が異なる奇怪な出来事のように感じる。

お電話でもお気軽にご相談ください!

社長ブログ 最新記事
月別アーカイブ
ページの先頭へ