エスアールエム 社長ブログ

2012.4.14

『目指すべき日本企業の体質改善を考える・・・ その5 』

今年の3月末決算でパナソニックやソニー、あるいはシャープといった名立たる企業が大赤字を出している。
その理由としてあげられているのは、商品開発の遅れとか、新商品の投入時機を逃したとか、タイバンコクの洪水、あるいは長びく円高等である。
しかし、収益悪化の最大の要因、それは国際競争力の低下であることは間違いない。
技術力、商品開発能力はまだまだ世界をリードしている。
しかし、結果を見れば消費者ニーズに対応できていないのである。
家電製品のように大量生産、大量消費を前提とするコモディティ化した商品や製品の市場では、高付加価値の機能より、何といっても低価格の競争力が生死を分ける。
つまり、「シンプル・イズ・ベスト」(使いやすさ)と同時に「ロー・プライス」(安価)が最大の庶民的ニーズなのである。
なぜなら、これ以上技術的・機能的に高度化してもソフト面の技術レベルが向上しない限り市場は反応しない。いわゆる「猫に小判」なのだ。
しかも、家電業界だけでなく、あらゆる分野でマーケットが新興国に移っている。
そして、安くて大量にモノが流れ出した。
したがって、これまでのように高水準の技術だから日本製品は高く売れるという時代ではなくなってきていると考えられる。

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